
おせち料理の一つ『たたきごぼう』の意味、言われ、由来を紹介します。
祝い肴三種(いわいざかなさんしゅ)
たたきごぼうは、関西の祝い肴三種(いわいざかなさんしゅ)の一つです。
祝い肴三種とは、代表的な3つのおせち料理で、
この3つが揃えばおせちの形が整うと言われています。
地域によって祝い肴三種が異なっており、
関東では、黒豆、数の子、田作り
関西では、黒豆、数の子、たたきごぼう
の三料理を指しています。
たたきごぼうの言われ
たたきごぼうの由来には、諸説ありますが、
大きく分けて二つのいわれがあります。
①開運
②延命長寿や家・家業の安定
①開運
「たたきごぼう」は、その名の通り、叩いて開くという調理工程があります。
この調理方法から、開運の意味が込められています。
②延命長寿や家・家業の安定
ごぼうは地中深くに根を張り、力強く成長することから、
延命長寿や家・家業の安定の象徴として捉えられています。
たたきごぼうの語源
調理方法から「たたきごぼう」と名付けられたおせち料理ですが、
なぜ叩くのか疑問に思いませんか。
実は理由は意外と単純で、味の染み込みをよくするため、ごぼうの繊維を断ち切るため、
火の通りをよくするため、つまりは美味しく作るためなのです。
開運の由来は、叩いて開くことですが、現在のおせち料理では、
開くまで叩くことはあまりなく、見栄えを重視する傾向にあるようです。
開運が由来だからと言って開くほど叩いては、
せっかくのおせち料理の見栄えが悪くなり、家族トラブルの元になるので、
手作りする際は、おせち料理も時代に沿った調理方法を取るのがよいでしょう。
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