おせち料理の一つ『栗金団(くりきんとん)』の意味、言われ、由来を紹介します。
栗金団(くりきんとん)ってどんな料理
栗に粘り気の強いあめをまとわせた甘い料理で、
あめには栗やサツマイモが用いられています。
また黄金色をより際立たせるためにクチナシが用いられることもあります。
栗金団(くりきんとん)のいわれ
「金団」は金の団子や金の布団という意味で、転じて金塊や金の小判などに例えられ
商売繁盛・金運・財運をもたらす料理として、正月のおせち料理の定番となりました。
また「勝ち栗」とも言われるように、武家社会では戦の勝機を高めるための縁起物としても重宝されていました。
栗金団(くりきんとん)の語源
栗金団という文字は室町時代に登場し、当時は栗あめを丸めた和菓子のようなもので、
むしろ栗金飩に近く、現在の栗金団とは似ても似つかない存在でした。
現在の栗金団に近い存在となったのは明治時代で、元々「勝ち栗」として縁起の良い食材として扱われていた栗が
その見た目の美しい色合いから金運を呼ぶものとして、おせち料理として供されるようになりました。
【参考】
https://www.osechiya.aussie-fan.co.jp/osechi/osechi-imi/644/
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/osechi_iware03.aspx
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%97%E9%87%91%E5%9B%A3
https://www.oisix.com/shop.osechi–cont-type__html.htm
コメント